2011年6月15日水曜日

【 復興支援レポート vol.9 】by サイクル急便 黒沢

基本情報

◆ 日 時 : 5月27日(金)~5月29日(日)
◆ 場 所 : 宮城県南三陸町志津川~戸倉地区
◆ 担当者 :
        柳川・羽田・加藤・佐藤・牧野(クリオシティ)、
        大木(クーリエ)、
        西村・富田(ティーサーブ)、
        渡辺(ソクハイ)、
        山崎(アロー)、
        内山・黒沢(サイクル急便)、
        大橋(ディスパ)、
        中村、籐、野口、田島、志田
        合計18名

◆ 移動方法: バン2台+キャンピングカー1台
◆ 費 用 : 一人3000円
【行き】
    5/27 23:00渋谷発(東北自動車道)
    5/28 8:00 宮城県南三陸町志津川VCに到着
    5/28 9:00 戸倉地区にて作業開始
    5/28 14:00 戸倉と志津川に分かれて作業
    5/28 18:00戸倉のキャンプ場でキャンプ泊
    5/29  9:00 志津川にて作業開始
    5/29 13:00 福興市を訪問・買い物

【帰り】
    5/29 14:30 志津川出発
    5/29 23:00 渋谷/横浜着(解散)


主な活動内容

自然の家 避難所でボランティア活動を行いました。詳細は以下の通りです。



◆現地での活動

各々作業内容も違ったんですが、箇条書きにしてみると、

・体育館清掃
・土のう作り
・子供たちの英語の先生役
・草むしり
・被災者の方のアルバム、写真の復元
・工具等の依頼物資の提供
こんな感じでした。

土日は雨の予報で、時間帯によってはけっこうな強さで降っている事もあり、ほとんど室内作業でした。晴れていれば他の作業も色々あったようです。体育館清掃は、翌日に被災者の皆さんが体育館を使って球技をするため、とのことでした。ちょっと前まではそこで寝泊りしていたそうです。



被災者の方のアルバム、写真の復元に関しては、今回訪れたボランティアセンターのブログでも作業者を大々的に募集していていました。


その詳しい作業内容としては、自衛隊の皆さんが見つけたヘドロまみれになったアルバムや写真が集められていて、その中からまだ原形をとどめている写真を少しでも綺麗に、人の顔が見える状態にして乾燥させる、というものです。


その写真は後日展示され、被災者が自分のアルバムや写真を持ち帰るとの事でした。この作業所は人もかなり集まっていて、前日には80名の団体も来ていたそうです。



工具に関しては、ディスパの大橋さんが以前単独でボランティアに来ていたそうで、何が必要とされているかボランティアセンターの方と連絡を取っていたそうです。
続けることで被災者のニーズも得られやすくなるので、とにかく何度も行くことが大事だと思いました。




感想・コメント


写真復元担当の方にお伺いしたところ、「エリアによって必要とされるボランティアの仕事や内容も変わってくるし、まだまだやらなきゃいけないこともあるから、ボランティアはもっと必要」との事でした。ニュース等で、「被災地にボランティアが余ってしまい、満足に仕事ができない」なんて文句を言ってる人がいるとか、GWら辺に報道されているのを見ました。当然のことかもしれませんが、「仕事があってもなくても、できるだけの事をやらせてください」って感じのスタンスで行くのがボランティアとしては正解なのかな、と感じました。


たまたまですが、僕らがボランティアに行った日曜日に、南三陸町では「福興市」という催しがありました。土のう作りは、そのテントにくくり付けるためのものでした。


高台にある、津波の被害を受けていない中学校が会場で、その中学校から見下ろした景色は、本当に辺り一面瓦礫しかありませんでした。


この状態でイベントをやって、人は集まるんだろうか…なんて心配しながら行ったんですが、思った以上に活気に溢れていました。

制服を着た地元の中高生も、どの子もものすごくいい顔で楽しんでいて、土のうを作っただけの僕でも、ほんの少しでも貢献できて良かったな…なんて思いながら、自分も福興市をバッチリ楽しませていただきました。



残された瓦礫の山は、鉄骨やボコボコになった車などが多く、正直僕ら一般人ではどうにもできません。


だけど今回やった体育館の清掃や草むしりなどは、「誰でもできるけど、絶対誰かがやらなきゃいけない事」であり、僕らがその仕事をして現地に常駐しているボランティアさんたちが、ちょっとでも楽をできれば、それで良いと思います。大それた手伝いがしたいとか、そんな考えは持たずに、とにかくできる事をやりに行く。仮に思うように働けなくても、被災地でたくさん買い物するとか。なにしろ、人間が出入りしないことには、何もかも無くなってしまった街が立ち直ることなんてできないと思います。



震災直後に比べ、ニュースで被災地の現状を報じられる機会はグンと減り、いまは原発関係ばかりのように思います。 被災地は今も瓦礫ばかりで生活に困っている人々がたくさんいる、という事実さえ風化されてしまうんじゃないか、と心配しています。
とにかく、支援活動を続けていくことが大事だと思いました。





レポート作成

名 前 :White (黒澤圭貴)
所 属 :サイ急
自転車 :黒×赤のジャイアントのロードです。街でやたらださいジャイアントを見かけたなら、それはたぶん僕です。
コメント:実際に行って見なきゃわからない事だらけでした。まず行ってみる事が大事だと思います!


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